2月7日から11日まで、北海道に行ってきました。
大学の先輩とその旦那さん(お二人とも非常に鳥に詳しい)に何から何までお世話になるという、至れり尽くせりの旅行でした。
寒さはなんとかなりますが、雪道の運転は冬の北海道に行くうえでの最大の懸念事項でしたので、慣れている方に運転して頂けるというのはとても心強かったです。わがままを言って道東まで連れて行っていただきました。ありがとうございましたm(__)m
一日ごとに紹介していると一つの記事が膨大になるので、少しずつまとめて紹介していきます。
空港が新千歳発着だったので、とりあえずは道央で森の小鳥を見るために北大研究林に!
着くとカラ類がヒマワリの種を求めてたくさん。で、これ。
???
さあ!ハシブトガラとコガラどちらでしょう?
写真を撮っておけばわかるかな~と思っていましたが、結構難しいようで・・・
わからないのでわかりにくいけどかわいい写真を載せてみました。
ここにはコガラもたくさんいるみたいです。嘴の会合線とか、雨覆とかいろいろと識別点は言われていますが、地鳴きがわかりやすいよ~と教えていただきました。
が、その場では鳴き声の違いがよくわからなかったので、車で移動中に携帯で確認。
翌日寄った公園で鳴き声からハシブトガラと識別できた個体がこちら!
ハシブトガラ Parus palustris
ん~わかりませんね(笑)もうちょっとたくさん見て慣れたいもんです。
続いて研究林でぜひとも見たかったこの鳥!木の裏に飛んできたのが見えたので待っていたら姿を見せてくれました。
(キタ)キバシリ Certhia familiaris daurica
めちゃくちゃかわいいです。ファンになりそう(笑)
北海道なので思考停止で亜種キタキバシリにします。
本州では平地で見られることは稀ですし、こんなに近くで見られるのも稀だと思います。
まあ、これは運がよかったかもしれませんが!
樹皮に嘴を刺しこんで虫を探しているのでしょう。
(キタ)キバシリ Certhia familiaris daurica
ああ、かわいい・・・
今度は北海道のかわいい小鳥の定番が近くに来てくれました!
(シマ)エナガ Aegithalos caudatus japonicus
これもかわいかった!ミーハーでもかわいいもんはかわいいですね!
シマエナガにhは一日付き合えます(笑)
本州の人にはシマエナガを見せておけば喜ぶってのは本当でした(笑)
ゴジュウカラもたくさんいました。
(シロハラ)ゴジュウカラ Sitta europaea asiatica
これもかわいいので近くでたくさん見られるのは楽しいです。
下尾筒の色が面白いですね。
ゴジュウカラはさかさまに木の幹を降ることができます。というわけでお決まりのポーズも。
(シロハラ)ゴジュウカラ Sitta europaea asiatica
短時間でしたが北大研究林はカラ類が多くてとても楽しい場所でした。一日いれる場所ですね。
今回は時間がないのでこれで離脱。道東に向け移動しながらの鳥見です。運転ありがとうございます。
電線にカササギが止まっていました。
カササギ Pica pica
学名がぴかぴか。本当にかちゃかちゃ鳴くんですね。
よく見たら喉にごま塩模様。ルリカケスとお揃いです。これはかわいい!
ルリカケスの喉のごま塩模様は好きなのでカササギも好きになりました(笑)
移動途中に寄った海岸ではこんな小鳥が。
ユキホオジロ Plectrophenax nivalis
雪の上!本場だ~!つい最近三重県で見たので余裕を持って見れました。
しかも結構近距離で運がいい!4羽と2羽の群れで、飛んだ時に♂がいるのが確認できました。
飛んでるところもじっくり見たいです。
最後に道沿いで飛んでいたハイイロチュウヒ。
ハイイロチュウヒ Circus cyaneus
これも間近で見れました。ハイチュウ♂はいつみてもどきどきします。
この時点で北海道素晴らしい!!うおお!!となっていました。
というわけで初の冬の北海道遠征は幸先よく始まったのでした!
次回に続きます!
3月 16, 2024 11:33 pm
ハシブトガラとコガラの違いは、嘴の合わせ目に白い線があるか無いかが一番分かりやすい識別ポイントです。