この季節を待っていた!

野鳥、虫などの生き物を。タカの渡りが好きです。岐阜県とか愛知県とか。


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奄美大島遠征記(4日目) ~雨降りと囀るオオトラツグミ~ 2017.3.18

記事を書いていると「奄美楽しかったなあ」としみじみ思う…笑

さて、奄美も4日目。この日は朝から雨。雨だと夜のカエルやヘビが期待できるが、昼の行動はやはり限られるためテンションが上がらない。夜だけ都合よく雨が降ってくれたりしたらいいのだけど。

ゆっくりめに宿を出て、道中鳥を探しながら雨の中の金作原の散策へ。雨だからあんまり写真は撮らないかなあと思っていたけど結構多くなってしまった。


ズアカアオバト Treron formosae
↓林道沿いの桜で佇んでいた。翼の色が紫がかっている方が♂。

ルリカケス Garrulus lidthi
↓道端で何かを突いていた。喉の模様がとても好き。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


というわけで遅れながらも金作原へ到着。峠に車を停めて、カッパを着て歩いて往復することに。イボイモリやらがいないかなと探したけどおらず、有名なヒカゲヘゴを眺めていた。


↓ヒカゲヘゴをはじめとするシダがたくさん。シダ好きの人にとってはたまらない場所なのだろうか?笑



↓マングース用の罠も見かけた。

アマミシリケンイモリ Cynops ensicauda
↓道沿いの水たまりに複数。顔を出していた個体を撮影。

金作原であわよくばオオトラツグミが見れないかと思っていたけどそんなに甘くはなかった(笑)


金作原から降りてきても雨が相変わらず強めに降っているので、外で活動するのをあきらめて奄美海洋展示館を見に行くことに。4回も奄美に来ているのに初めて行く場所(笑)。途中で少し鳥を撮ったりしていたけど、短時間の割にはサシバ、ホオジロハクセキレイ、チョウゲンボウ、ライファーのヒメアマツバメなど良い成果だった。


サシバ Butastur indicus
↓「止まれ」の看板に見事に止まっていた(笑)

↓何回か何かを狙って下の草むらに降りていた。看板から降りて電線に戻ったところ。

ヒメアマツバメ Apus nipalensis
↓サシバを見ていた時に上空に群れが現れた。燕尾は浅く、お腹は黒く、ブーメラン型。鳥見も15年目にしてやっと見ることができた!

タヒバリ Anthus spinoletta
↓芝生に珍しくタヒバリがいた。3月の奄美ではタヒバリよりムネアカタヒバリを見る機会の方が多い。離島ということで他のタヒバリ系かも!?と思ったけどタヒバリ。

チョウゲンボウ Falco tinnunculus
↓2日目に見たのと同じ個体。道路で何か食べていた。ミミズだった。ミミズ食べるんだね。

↓この個体は愛想が良い。

亜種ホオジロハクセキレイ Motacilla alba leucopsis
↓今日もいた。かわいい。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


鳥で案外時間を食ってしまったので、遅れながらも奄美海洋展示館へ。こじんまりとした水族館だけど、500円でいろいろ見れるのでお得だと思う。館内の案内表示にいらすとやのフリー素材が使ってあったのには笑ってしまった(笑)


↓入って最初にある大きな水槽。この水族館はアオウミガメが売りらしい。

↓餌のキャベツをあげることができる。ちょっと奥に投げると魚に取られる(笑)

↓個人的に面白かったのはコバンザメ。こんな風に壁に張り付いていた。

↓くっつくところがどうなっているのかも見ることができた。

結局2時間くらいは見てしまった!ウミガメの手拭いが600円と安かったので購入。良い時間つぶしになった。

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


雨は小雨になっており、止む予報だったが、地面は濡れているので夜の生き物も期待できるということで早めに夜ご飯を食べて夜に備えることにした。移動するとオオトラツグミがまた鳴いているのが聞こえる。しかも結構近い。前日のように探せば見えるんじゃないか!?と思って探したらまたすぐにみつけてしまった!!!


亜種オオトラツグミ Zoothera dauma amami
↓前日と同じパターンで、枯れ木の天辺で囀っていた。しっかりと口が開いているのがわかる。こういう場所で囀っているみたい。長時間囀っていてくれたので、スコープでもじっくり見ることができた。ちゃんとトラツグミの模様をした鳥が「キョロロン、キョロンツィー」と囀っていた!

ここ5年でかなり増えているオオトラツグミだが、まだまだ確実に姿を見ることができる鳥ではないと思っていた。偶然姿を見ることは増えてきているようで、前回奄美に来た時も林道で餌を探している個体を偶然見ることができた。おそらく姿を見たことがある人は結構いるだろう。

しかし囀っているオオトラツグミを見たことがある人はそういないのではないだろうか?写真もそうはないだろう。5年前に調査に参加してからここまで見やすくなるとは思っておらず、この光景を見て鳥肌が立った。今後、オオトラツグミが狙って見れる鳥になる日も近いかもしれない。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


さて、ご飯を食べて満足したところで夜の部へ。僕自身は初めての場所に案内して連れて行ってもらうことに。まだ地面は濡れていて、案の定カエルだらけ。これはハナサキ、オットン、イシカワの奄美三大カエルが見られるのでは?と期待して進む。


アマミハナサキガエル Odorrana amamiensis
↓大量にいた。面白いので数を数えると、この道だけで丁度100頭を数えた!!何度も同行者に車から降りて脇に追いやってもらったのでそれでだいぶ時間を食ったと思う(笑)。

↓こちらもアマミハナサキ。緑色が綺麗に出ている個体。ハナサキの体色は個体変異が大きく、緑色の個体は期待しているイシカワガエルとよく間違えた。

オットンガエル Babina subaspera
↓道路脇で佇んでいた。オットンガエルはこの時期だとなぜかまったく見ない年もあったので、安定的に見られるわけではないと思っているのだがどうなんだろう?

↓僕の足と比べるとこんな感じの大きさ。でかい。オットンガエルはこの道で4頭を数えた。

アマミイシカワガエル Odorrana splendida
↓ついに出会えた!道路の真ん中に鎮座していた。非常に美しいカエル。毎年見れているけど、いつもハナサキ、オットン、イシカワの順で見つけるのでこれを見つけるとやっぱりうれしくなってしまう。そんなわけで興奮して撮影していた。沢が近い場所ではぴょー!という本種の声がよく聞こえた。イシカワはこの1頭のみだった。

ヘビももうちょっと見られると思っていたがいまいち。ガラスヒバァとヒメハブをちょろっと見た。

ガラスヒバァ Amphiesma pryeri
↓横断中の個体に出くわした。全然止まってくれず、すぐに森に逃げ込んでしまったのでこんな写真しか撮れず。

ヒメハブ Ovophis okinavensis
↓奄美のヘビの中では一番の普通種。ツチノコみたいな体型をしている。本州にいたらツチノコって名前がついていただろうか(笑)

以上CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


その他、リュウキュウコノハズクを割とじっくり見ることができた。予想以上に長い道で疲れる場所だった。
宿に帰るまでは運転を代わってもらうことに…zzz

というわけで目が覚めた時には同行者が何かを見つけた時だった。その正体はハブ。本ハブです。完全に逃げモードだったようですぐに行ってしまったけれど、同行者はきれいなハブの模様を見て満足そうだった。で、またうとうと・・・

目を開けたら道路の真ん中にアマミヤマシギが降りていた。
イシカワガエルも二頭目撃。さっきまで必死に探していたのはなんだったのか…
宿に戻るとリュウキュウカジカガエルが壁に張り付いていた。道路に出るやつはすぐに飛んでいくのでこっちをゆっくり撮影。


アマミヤマシギ Scolopax mira
↓車のライトに照らされて。割とお気に入りの写真。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM

アマミイシカワガエル Odorrana splendida

リュウキュウカジカガエル Buergeria japonica
↓宿の壁に張り付いていた。灯りに集まった虫を狙っていたのかな。

以上CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


というわけで本日はここまで。天気が悪いなりに楽しめた一日だった!

本日のご飯は湯葉丼。700円で湯葉をたらふく食べられる幸せなメニュー。

ビンゴも埋まってきました!


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奄美大島遠征記(3日目) ~憧れの鳥~ 2017.3.17

ブログを書く時間があんまりとれずだいぶ更新をさぼってしまったorz
ちゃんと生きています!

というわけで3日目の奄美大島。この日はイワミセキレイを横目に、前日の夕方に見つけた鳥を撮り直しに。その鳥はずっと見たかった鳥で、見つけた時は取り乱して車をぶつけそうになった(笑)
というわけで寄り道はしつつも、一目散にその場所へ向かう。
寄り道の場所にはサシバの幼鳥。いかにも越冬地という雰囲気の場所に。


サシバ Butastur indicus

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


 

さて、目的の鳥は到着してすぐに再発見することができた——

 


サシバ Butastur indicus 暗色型
↓カッコいいの一言に尽きる。サシバの暗色型はタカの渡りで見たことがある人は多いと思うが、こうやって止まっているのを見る機会はなかなかないだろう。越冬期に何回も奄美に来ていたけど、出会えていなかった鳥。今回やっと出会えた。撮影している時は息が荒くなっていたと思う(笑)

↓距離感が難しく、すぐに飛ばれてしまったりを繰り返したが、上手く観察すればリラックスした表情も見せてくれた。と思っているのだけど、イライラから来る転移行動かも^^;

↓体色からどことなくイヌワシの雰囲気が醸し出されている気がする。本当にかっこいい・・・。顔に灰色味が見られないことからメスなのではないかと思う。

↓翼下面は記録程度。下面のコントラストが非常に美しいので飛んでいる姿もたくさん撮りたかったけど、あんまり高くは飛ばないのでこのくらいしか撮れなかった。飛びものはタカの渡りでリベンジしたい。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


同じ場所ではサシバ暗色型の他、チョウゲンボウやノビタキ、チュウサギなどを観察。少し暖かかったためか、イシガケチョウも現れた。近くの海岸ではオキナワカラスアゲハも。


チョウゲンボウ Falco tinnunculus
↓暗色サシバの写真で気づいたかもしれないが、奄美は農耕地と山が近い場所が多いので、目線より高い場所に被写体が止まっていても空抜けにならずに済む場合が多い。写真を撮るにはありがたいところ。おまけの電線チョウゲンボウもこの通り。

イシガケチョウ Cyrestis thyodamas
↓奄美では普通に見られるチョウで、和歌山でも見られるよう。それでも南国感あふれる良いチョウ。

オキナワカラスアゲハ Papilio okinawensis
↓海岸のセンダングサに数頭が来ていた。深い青が美しい。かなり好きなチョウ。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


昨日ブラーミニメクラヘビを探した場所が近かったので寄り道。海岸も近いのでビーチコーミングなどをしていた。同行の友人はそれに夢中で終わる気配がなかったので、昨日のようにカラスバトが見れないかなと思って探してみる。まあそう上手くは行かないだろうと思っていたが、なんとまた飛んできて目の前に止まった(笑)


カラスバト Columba janthina
↓急に二羽で現れ、しばらく止まっていた。カラスバトは警戒心が強いイメージだったので、ダメだろうなと思いながらもゆっくり近づいて行ったら意外に近づけてしまった。警戒はされているけど(笑)

↓背中がとても美しい。昨日は友人らはあまりじっくり見れていなかったので、上の個体が止まっていることを確認して呼びに行ったのだけど、戻ってきたらおらず。また来るでしょ、と待っていたらまた本当に来てびっくりした(笑)

ちなみに、カラスバトのいる茂みに何回もサシバが突っ込むのをみた。捕えるシーンは見られなかったけど、日ごろから結構狙っているんだろうな~と。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


さ~移動するかと車に乗り込み少し走らせたとき、友人が何かを発見。降りて確認すると小笠原で猛威を振るっている厄介なあいつでした。


アフリカマイマイ Achatina fulica
↓道端に複数転がっていた。人の住んでいる場所の周りには外来種が多くなる。そこそこの数がいたので結構心配。奄美で自然保護に携わっている方々は気づいているのだろうか。

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


これにて昼間の部は終了。サシバ暗色型やカラスバトをじっくり見ることができて大満足!

この日あたりからオオトラツグミ一斉調査参加の学生が続々と奄美入り。学生への調査説明会が開かれていたので冷やかしに行ったら、住宅地でオオトラツグミのさえずり!しばらくは「今年も鳴いてるな~」と思っていただけだったが、かなり近くで鳴いていたので「枯れ木の先端で鳴いてたりするんじゃないか?」と思い立って探したらあっさり見つかってしまった!!!

5年前はまだまだ少なく見ることが難しい感じだったので、まさか囀るオオトラツグミを見ることができるとは思わなかった。感慨深い。。。

で、鳴いてたよ~と説明会を終えた学生の皆さんに伝え、1グループを夜間徘徊に案内。気温も低くそこまで期待していなかったけど、初奄美の方々ということなのでウサギが見れればいいかなと軽い気持ちで流していたら、初めて早々に道路に伸びている物体を発見!すぐにその正体に気づき、サイドブレーキを引いて外に飛び出す!


アカマタ Dinodon semicarinatum
↓アカマタ!と皆に伝えとりあえず逃げないようにスタンバイ。無毒のヘビは扱いが楽です(笑)。伸びて休憩?していたようで、おとなしくしていてくれた。じっくり見るのは初めてなのでとても嬉しい!

↓なんか口がかわいい。

↓威嚇も!かっこいい!

その後数名が触っていたので車内がひどく臭くなった(笑)

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


幸先が良いと思っていたけど、その後はウサギやヤマシギがぽつぽつと言った感じ。アマミヤマシギはじっくり見れたけどいまいち。でも初奄美の方々にとっては十分刺激的だったようでよかった!


↓というわけで本日のごはん
回転寿司で寿司を食べた。太刀魚とか。もう忘れた(笑)

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


ビンゴもそこそこ埋まってきました!

奄美編はまだまだ続きます!
だんだん記事が適当になってきた・・・(笑)


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奄美大島遠征記(2日目) ~鳥が濃い1日~ 2017.3.16

この日は宿泊場所で情報のあったとある鳥を探そうということで、割と遅めの起床。
それでも7時ごろに探索を開始したけど、曇で暗い暗い。気温も上がらず、朝だというのにアカヒゲの美声が聞こえません。ルリカケスはそこそこ見れるけど撮るのは難しい。肝心の目的の鳥は無事にすぐに見つかり大喜び!

目的の鳥はイワミセキレイ!冬に奄美に行った方から話を聞いていたので、あわよくば越冬してくれないかなと期待していた。そう上手くいかないことも多いので心配していたけど、無事に見つけることができて安堵。イワミセキレイは以前から見たいと思っていた鳥なので、思い入れのある奄美大島で見ることができてとても嬉しかった。朝、探し出してすぐに見つけたけど、朝早いうちは暗くて写真はダメダメ。見事に暗い場所を選んで歩いていて、上に木がなくて明るい場所には全然出てこず。しかもなかなか強めの警戒心?15m位までしか近寄らせてくれなかった。

日が昇らないと暗いので少し休憩してから再度チャレンジ。寄っていくと逃げる鳥は先回りして座り込んで辛抱強く待つしかない。しかしこちらが丸見えだと方向転換をしてしまったり。どうしたものか・・・と見ていたら、建物の影に隠れて待てそうな場所で採餌を始めた。これはチャンス!と急いで先回りして建物の影で待っていると・・・


イワミセキレイ Dendronanthus indicus
↓もちろんライファー。雰囲気は良いけど暗くてぶれぶれ。でも上品な良い模様をしている。ハクセキレイなどに比べると小さい鳥で、林床を歩いていると存外目立たない。気づいたら飛ばしてしまったことが何度かあった。

↓再チャレンジ。建物の影で待っていたら10mを切る程度の距離には近づいてきてくれた。めちゃくちゃ興奮したので息を殺すのが大変だった(笑)。イワミセキレイはお尻を横に振ることが知られていて、そのシーンもばっちり見ることができた。とってもかわいい。

↓背中の鱗模様は知らなったんだけど、今回見てとても気に入った。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


というわけで二日目も幸先の良いスタート。これだけでこの場所を離れるのはもったいないので周辺を散策することに。ルリカケスのしわがれた声、オーストンオオアカゲラのドラミングや声、アマミヤマガラのさえずりなどが聞こえてくる。ルリカケスは上手く見ることができなかったが、オーストンオオアカゲラを粘って何とか抜けた場所で撮ることができた。アマミヤマガラは愛想よく目の前で。今年はちょっと寒いのか?桜がまだ咲いていて、リュウキュウメジロが蜜を吸いに来ていた。メジロを見ている合間にリュウキュウサンショウクイがやってきて、比較的下の方で虫を捕っているのを観察。午前中はこんな感じで留鳥の皆さんを楽しむことができた。ああ、そういえばツミの甲高い声が何回も聞こえたけど、あれはリュウキュウツミなのかな?


亜種オーストンオオアカゲラ Dendrocopos leucotos owstoni
↓苦労して中腰で撮った(笑)。雄がしっかり写った写真はいままでなかったので今回撮ることができて良かった。実はこの後はまったく写真は撮れず、やはりこの鳥は難しいなあと。

亜種アマミヤマガラ Parus varius amamii
↓すぐ近くにとまって相手をしてくれた。外見は本土のヤマガラとあまり違いがあるようには見えないのだが、声は確かに違う。

亜種リュウキュウメジロ Zosterops japonicus loochooensis
↓今までは奄美で桜の花を見たことがなかったので、このシーンも見るのは初めて。10羽くらいの群れでやってきていた。

亜種リュウキュウサンショウクイ Pericrocotus divaricatus tegimae
↓メジロを撮っている時に近くに来てくれた。最近は東京などでも結構目撃されているようで。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


午後はご飯を食べてから別の場所に行くことにする。移動途中もいろいろな生き物がいるので気が抜けない。道端に桜が植わっている場所だったので、桜の実を食にきているズアカアオバトがいるだろうと気を付けながら運転していると、案の定桜に6羽ほどのズアカオアバトを発見。葉が落ちて元気のない桜でじっとしていて、実を食べている様子はなかったけれど(笑)。

その後、ルリカケスが近くで鳴いていたので車をとめて探していると、反対側の斜面を見ていた友達がモウセンゴケの小群落を発見!モウセンゴケは食虫植物の一種。実物を見たことはなかったのでほーう!という感じだった(笑)。しばしみんなで撮影会。見ているとちゃんと虫が捕まっていて感動。この時も100-400Ⅱが活躍。


ズアカアオバト Treron formosae
↓桜で休んでいた群れの一部。この二羽は翼の色からしてペアかな。

モウセンゴケの仲間
↓種名がわからないのでモウセンゴケの仲間としておいた。コモウセンゴケだろうか?

↓よく見ると昆虫が捕まっていた。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


とりあえずお昼ご飯を食べるために市街地へ。途中に5年前に奄美に来たとき、「絶対ヤツガシラがくる」と思った場所へ寄ってみる。今までも行っていたけどこの場所でヤツガシラを見つけたことはないので、期待せずに行ったら案の定いなかった(笑)。代わりにここにもホオジロハクセキレイが。しかも複数!かわいいのでたくさん撮ってしまった。愛想の良いチョウゲンボウもいて、草地に降りて虫を捕えていた。このチョウゲンボウ、色が薄く見えたのだけど、まあ離島マジックでしょうかね。


亜種ホオジロハクセキレイ Motacilla alba leucopsis
↓相変わらずかわいい。いると撮ってしまう。

チョウゲンボウ Falco tinnunculus
↓急に横に降りてきて何かを捕えて食べていた。本土でも普通種だけど近くで見れると嬉しい。尾羽上面が薄い気がしません??(笑)

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


お昼ご飯を食べた後は毎年行くサギが集まるいけすへ。ここでの主な目的はクロサギ。クロサギは白色型、黒色型の両方が期待通りいてくれて、他にもダイサギ、アオサギ、ササゴイなどを見ることができた。歩いて近づいても逃げなかったので、クロサギは近くで撮影することができて満足。

車に戻る途中、海を見下ろしながら歩いているとゴミのようなものを発見。なんか違和感があったのでじっと見ているとどうも魚のよう。友達を読んで一緒に撮影して、後で調べてもらったらナンヨウツバメウオの幼魚らしい!本当に漂っているだけで、泳いでいる感じがまるでしない魚だった。


クロサギ Egretta sacra とアオサギ、ダイサギ
↓サギがいけすの魚を狙って集まっている。いけすの中の魚を獲っているのを何度も見たけど、特に鳥避けなどが施されることなく毎年サギがたくさん集まっている。このいけすの持ち主は鳥に寛容なんだろう!

↓クロサギ黒色型。結構近くで見ることができた。

↓クロサギ白色型。クロサギだけど白い。白色型は南西諸島だとよく見る。

ナンヨウツバメウオ Platax orbicularis
↓見るからに変な魚だった。結構北の方まで分布しているそうで、奄美らしいとはいかないか。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


次は友達がブラーミニメクラヘビを探したいというのでとある場所へ。ブラーミニメクラヘビはひたすら石をひっくり返して探すらしい。それは友達に任せて、僕はとりあえず鳥の写真を撮っていた(笑)。まずは電線に止まったり飛び回っていたリュウキュウツバメ。次は山の斜面にいたルリカケスを狙う。ルリカケスの気配が遠のいたら後ろからカラスバトが飛んできて、なんと見れる場所にとまった。僕が見ている間はこちらを気にしつつも逃げず、写真もしっかり撮ることができた。あまりにもじっとしているので、石をひっくり返している友達を呼びに行ったのだが、戻ってきたらいなくなっていた、残念(笑)。メクラヘビは見つからなかったようだけど、小さなアマミサソリモドキが石の下から出てきたようで、写真を撮らせてもらった。オカヤドカリも見つけていた。なんだか僕だけいい思いをした感じだった(笑)


リュウキュウツバメ Hirundo tahitica
↓下尾筒が綺麗らしいんだけど写っていなかった(笑)。ツバメとは別種。

ルリカケス Garrulus lidthi
↓曇り空だったので色はきれいに写った。

↓ぼわっとかわいい

カラスバト Columba janthina
↓初めて奄美に来たときに比べて本当に増えたと思う。カラスバトは地上営巣性の鳥なので、マングース駆除の成果が出ているのではないかと。一昨年は電線に止まっている写真しか撮れなったけど、この日はこんなのが撮れてちょっと興奮していた。

アマミサソリモドキ Typopeltis stimpsonii
↓今までで見た中で一番小さな個体だった!結局滞在中にアマミサソリモドキはこの個体しか見れず。水路でお亡くなりなのは何回か見たけども。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


で、この後別の場所に行って衝撃的な出会いをするのだけど、長くなってしまうのでそれは次回!
この日の夜もアマミヤマシギやアマミノクロウサギなどを見る。15日と変わり映えはしなかったけど、ウサギの証拠写真は撮ることができた。しかし夜は15度を切るくらいの気温で、車の窓を開けて生き物を探していると寒い寒い・・・。宿泊場所に着く直前にリュウキュウコノハズクに出会った。


アマミノクロウサギ Pentalagus furnessi
↓これもマングース駆除の成果か、雨が降っていない夜の林道では頻繁に見るようになったが、今回はこんな写真しか撮れなかった。すぐ逃げるので難しい・・・

リュウキュウコノハズク Otus elegans
↓奄美には本当に多く生息していて、市街地からも声を聞くことができる。この鳥の声はとても好き。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


さて、最後にこの日のご飯を紹介。お昼は鶏飯食べ放題ランチ、夜はエビチャーハンを美味しくいただいた(^^)


鶏飯とサラダの食べ放題。700円ほど。鶏飯も安くたくさん食べられるのが嬉しいのはもちろん、遠征中に野菜がたくさん摂れるのは非常に助かる。

エビチャーハン。卵で炒めたご飯の上に具が乗っているような感じ。普通のチャーハンとは全然違う。美味しかった。

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


初日に続きこの日のビンゴの進み具合は以下の通り!

奄美編はまだまだ続きます!

 

 


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奄美大島遠征記(1日目) ~初日から大満喫!~ 2017.3.15

今年の3月も15日から21日にかけて奄美大島に遠征し、鳥をメインに生き物を堪能してきた。
3月の奄美大島は今回で4回目。今までは全てオオトラツグミ一斉調査へ参加したが、今回は不参加でバンガローを借りて楽しむことにした。4回目となれば慣れたもので、効率よく奄美を楽しむことができたと思う。

今までは鳥ばかりだった気がするので、せっかくならと、今回は以下のテーマを持って回ることにした。

①美味しいものをたくさん食べること
旅行先にお金を落とすのは大事なこと。観光地の自然破壊がよく話題になるので、自然観察をしにきた人が多くのお金を落とし、例えば少しでも「鳥を見に来た人がたくさん買い物をしていった」と現地の人に感じてもらうことは大事なんじゃないかと思う。生き物の成果が芳しくなくても、美味い物を食えばある程度は満足するし、色々なものを楽しめるのは絶対に得だと思うようになった。というわけで今後はなるべく遠征先での食費はケチらないようにしたい所存。
今回の遠征ではたくさん美味しいものを食べることができたので記事にも登場させることに!

②鳥以外にも目を向けること(当然鳥がメインになってしまうのだけど)
せっかく何回も奄美に行っているのだし、鳥だけでは非常にもったいない。食べ物も含めて。で、事前に見たい生き物ビンゴ↓を作成し、見れた順に埋めていくことに!

さて、無事にビンゴできるのか!?

今回の奄美も素晴らしい成果だったので、どのように記事を書くか迷ったが、結局今までと同じように1日ごとに書いていこうと思う。
それでは始まり始まり~!

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初日はいつも通り伊丹空港から11時半前着の飛行機で奄美に到着。
天気は曇りで肌寒く、服装もさほど変わらない。南西諸島に来た!という感動は薄いが、奄美に帰ってきた!と感動(笑)。寒いと生き物もどことなく不活発な気がしているので心配だったが、お昼ご飯を食べてからとりあえず近場の鳥がいるポイントに行ってみることにする。

この場所は毎年ムネアカタヒバリの群れが越冬しているのだが、今年は1羽も見られず拍子抜け。代わりになぜかセッカがお出迎えしてくれ、芝生には数羽のハクセキレイとキセキレイに混ざってホオジロハクセキレイがいた。ホオジロハクセキレイは特に珍しいというわけではないが、地元ではなかなか見れないし、奄美でもそんなに見たことはなかったので喜んで撮影!


セッカ Cisticola juncidis
↓とてもかわいい。ここで風にあおられながら囀っていた。以前も書いたけど、南西諸島のセッカの囀りはこちらのセッカよりテンポが速く金属的。この囀りはどこを境目にして変わるんだろうか?各地のセッカのさえずりの音声を録って解析するのも面白いかも。

ホオジロハクセキレイ Motacilla alba
↓ハクセキレイの亜種ホオジロハクセキレイ。そういえばこの鳥の時期をよく知らないけど、3月から4月に渡り途中の個体が観察されることが多いんだっけ?過眼線がなく顔が真っ白なだけで普通のハクセキレイより数倍かわいい。もちろん普通のハクセキレイもかわいいけど!とっても好きな鳥なのでたくさん撮ってしまい、メモリーカードを圧迫することになった(笑)。

↓こんな感じのイモムシを何回も食べていた。

↓真っ白な顔がとてもかわいい。

↓普通の写真(笑)。ハクセキレイはなかなか目に光が入らなくて難しかったりする。

↓歩いている鳥はかわいい。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


その後は海岸にシギチを探しに行くも鳥はいまいち。キョウジョシギ、ハマシギ、キアシシギ、ダイゼンなどが遠くにちらほら。オジロトウネンを1羽見つけた。直前に低気圧が過ぎたため渡り途中のアオサギ集団が休息に降りていた。

その代り、田んぼの道端に生えていることが多いと思っていたルリハコベが咲いていたり、落ちているコウイカの甲やサンゴや貝を拾って楽しむなどした。天気もだいぶ良くなり、風は強く気温は低いけど、日差しは強い南西諸島の晴れらしい天気。晴れていると海がとても綺麗に見えるのでテンションが上がる!


↓ビーチコーミング中の同行者である友達二人。この期間に奄美でこんな変な学生グループを見た方、それはきっと僕たちです(笑)

↓落ちていたサンゴ。たくさんあった。

ルリハコベ Anagallis foemina
↓手前の紫のかわいい小さな花。何か別の物を撮っている友達と一緒に撮ってみた。ルリハコベはわかりやすくて好きな植物。

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


次は付近にあるというオキナワチドリを探しに行くことに。何故オキナワチドリを探しているかというと、友達がアマミエビネを見たいとのことだったから。しかし調べてみると生えている場所は山の中でかつ盗掘が問題になっている種だと。それだと初心者が探すのは厳しいだろうし、盗掘が問題になっている種の生えている場所を聞くのも憚られる。それならば一応同じラン科に属し、探すのも簡単そうなオキナワチドリを見ようと考えてのこと。
オキナワチドリが生えている詳しい場所は知らなかったのだけど、歩いていたら小さな群落が普通に見つかった。あまり植物はわからないので友達に調べてもらいながらこれでいいだろうということで撮影。割と普通に生えているよう。


オキナワチドリ Amitostigma lepidum
↓ラン科に属するらしい。ランというと植物屋の目の色が少しだけ変わる気がするのだが、僕はその理由を知らない…(笑)

ちなみに、この写真は100-400の400mmで撮影。最短焦点距離が短いことはこういう時に非常に役に立つ。今回の奄美ではこのレンズに大活躍してもらった。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


さて、オキナワチドリを無事に観察できた帰り道、とりあえず周辺をふらつくかと車で出て行こうとした時。イソヒヨドリの♀が車の前を横切り、何かをかすめます。その瞬間ぶわっと開く冠羽。

そう!奄美に着いて早々ヤツガシラの登場!これで奄美に来たら必ずヤツガシラを見れていることになった。綺麗でかっこよくてかわいくて、いつ見ても嬉しい鳥。しかも道路際にいた一羽を見ていると、その後ろからのこのこもう一羽が歩いてきた。というわけでいきなり二羽のヤツガシラとご対面。いや~嬉しい!

しかし、この二羽がここにいたのは数分だけ。すぐに飛んで行って行方不明になってしまった。もっとじっくり撮影したかっただけにこれは心残り。これで6回目のヤツガシラとの遭遇になるわけだが、ヤツガシラの満足できる写真はいつまで経っても撮れない・・・

諦めきれないので、飛んで行ったヤツガシラを探しにいそうな場所を回ったが、案の定降りてはいなかった。代わりによく慣れたイソヒヨドリが奄美の海を背景に撮れたのはよかったけれど。あの後どこに飛んで行ったのかな~。


ヤツガシラ Upupa epops
↓こちらは後ろから歩いてきた個体。ハイビスカスが南西諸島らしいかな?

↓二羽いるよ~という証拠。

↓近くでは撮れたけど・・・

イソヒヨドリ Monticola solitarius
↓めちゃくちゃ慣れてるので100mmで撮影できた。イソヒヨドリは奄美ならどこにでもいて、奄美の象徴という感じ(笑)。綺麗なので写真映えするし、こんな背景でも撮れるし、しっかり狙って撮ったら素晴らしい写真が撮れるだろうな。この時も絞ったりすることは考えていなかったし。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


そんなこんなで満喫しているうちに日も落ちてきた。晴れてはいるけど気温は低いので、リュウキュウアサギマダラが集団で固まっているんじゃないだろうかと考えて、前回奄美に来たときにたまたまあった地元の方に教えて頂いたポイントへ寄ってみることに。その場所に着いて小道を進んでいくもなかなか見つからなかったが、ちょっと見つけにくいところにかたまっていただけだった!
予想通り結構な集団でじっとしており、数えたら70頭を超えていた。一般にどのくらいが大きな集団と言われるのかは知らないが、3月にしか奄美に来ない僕にとては今まで見た中で最も大きな集団だった。


リュウキュウアサギマダラ Ideopsis similis
↓名前にアサギマダラとついているけどこちらは渡りを行ったりしない。冬、寒い日には集団で固まってじっとする様子が有名で、南西諸島では冬の風物詩になっている。新聞に載ったりすることもあるようだ。この写真もぱっと見でもかなりの数。これだけたくさんいると目立つかと思いきや、意外に目立たなかった。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


これでお昼の部は終了。途中でお気に入りのお店によりご飯を食べて、宿までの道を運転。すっかりあたりは暗くなり、夜行性の生き物探索モードへ。初日だし早めに宿に着かなければならなかったのであまり無理はせず、ささっと回ったけれど、アマミヤマシギ4羽、アマミノクロウサギ4羽と主役をばっちり見ることができた。ズアカアオバトのペアが寝ている所も見ることができて、初日の夜にしては上々の成果。


アマミヤマシギ Scolopax mira
↓初日から逃げないアマミヤマシギを撮影することができた。今までは「珍しくはないけど狙って見るのは難しい鳥」というイメージだったが、あっさり複数羽を発見。アマミノクロウサギは撮影することはかなわず。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


で、8時ごろ宿についてこの日は終了。この記事を読んでくださった方はわかると思うが、初日から大満喫!翌日からがさらに楽しみになった。

で、この日のご飯はこちら↓↓


↓鶏飯ラーメン。あっさりしていてとても美味しい。

↓豆腐ステーキ定食。柚子胡椒の効いたソースをかけて食べる。ご飯が進む。湯葉等もついていて700円とお得。何回でも食べたくなる。

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


さて、冒頭にあげたビンゴ、初日の結果は・・・

ルリカケスは運転してれば普通に見れるので埋まった笑
奄美はまだまだ続きます!!お楽しみに!


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夕方に飛ぶコミミズク 2017年2月

夕方から狩りを始めるコミミズク。幸運にも大阪まで行かずとも観察撮影することができた。
ただし飛び始める時間は安定せず、しかも暗くなって見えなくなるまで飛ばない日もあり成果を出すのは難しかった。一帯に3羽のコミミズクがいたようで、何回か挑戦したうちの一度だけ3羽とも見ることができた。他個体同士の威嚇はあまり見られず、一度絡んだのみであった。鳴き声もこの場所では聞けていない。しかしその一回は日が落ちる前から複数個体の狩りをよく見ることができて、幸せな時間だった。丁度逆光で撮れそうだったのでじっくり狙いたかったのだが…。

コミミズク Asio flammeus

↓この下の二枚のような写真をもっと撮りたかったが、一度しかチャンスがなかった。

↓この棒によく止まっていた。この個体は割と人を恐れない。

↓休耕地で草が生えている場所で狩りをしていた。

さて、大阪のコミミズクもそうだが、この場所にも3羽のコミミズクが越冬していた。コミミズクは同じ場所で複数個体が越冬する傾向が強いのだろうか?そうだとして、良い環境がないから集まってしまうのだろうか?また、大阪のコミミズクは比較的飛ぶ時間も早く安定していたように思うが、この場所では何故時間がばらついて、また遅い傾向にあるのだろうか?

例えば、エサが少なかったり、エサが獲りにくかったりするから早い時間から狩りをしないといけないのなら、その場所に定着する理由がよくわからない。そもそも夜に動くのは外敵を避けたり多種との競争を避けるためなはずなので、他の場所を求めて移動すればいい。しかし、ノスリが多い(=つまりネズミも絶対多いと思う)滋賀県の湖北町ではコミミズクが複数いたという話は全く聞かない。ここで、餌が多く明るい時間に狩りをする必要がなく、狩りを始める時間が遅いから目撃情報が少ないのであれば辻褄は合う。まあ、それなら湖北には大阪よりもすごい密度でコミミズクがいることになるのだけど(笑)。ノスリが制限要因になっている可能性もあるか。

実際にはそんなに単純な話ではないだろうけど、こうやって考えてみるのは楽しい。昼間に飛ばないだけで実際にはかなりの数がいるのかもね?とりあえずなんでもいいからコミミズクが近場に毎年来てほしい(笑)。


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二羽のトラツグミの一ヶ月

今冬はトラツグミが比較的多い年だったのではないだろうか?
ネット上にトラツグミの写真が多く出ていたので、1月にトラツグミを家の近くの公園で探してみたのだが、まったく出会えず。思い返せば、僕が今まで出会ったトラツグミは、とても警戒心が強いか、警戒心が弱くても行動範囲が狭いうえに地面に降りていないと全く見つけられないの2パターン。つまり、じっくり観察撮影できる個体を自分で見つけるのはかなり難しい鳥という印象だった。
仕方がないので、トラツグミがいるらしい初めての公園に行ってみた。すると、公園に入って最初に見つけた鳥がトラツグミだった(笑)

ところがこの個体、換羽中なのか何かに襲われたのか、首の回りなど羽がぼさぼさ。左脚の羽もなんかおかしい。トラツグミはこんな風に羽が乱れた個体がよくいるようだ。これはトラツグミの羽がよく落ちていることに関係していたりするのかも?

トラツグミ Zoothera dauma

↑この個体は行動範囲が非常に狭く、警戒心が薄いパターンだった。

↓ムカデのようなものを食べていた。ちなみにトラダンスも頻繁にしていた。トラダンスは下草がある場所でしかしないとよく言うが、実際どうなんだろう。調べてみたら面白いかも。

↓近かったのでタンポポの綿毛などを入れて撮ってみた。2月だけど春の雰囲気?

その後公園の中を散策すると、もう一個体のかわいい雰囲気のトラツグミを見つけた。この個体は初めて見る行動パターン。割と広範囲を移動しており、頻繁に走り回っていた。じっとしていればかなり近くまで寄ってくるので警戒心が強いわけではなさそう。

↓二個体目。顔がとてもかわいいし、羽は乱れていない(笑)

その一か月後にこの公園を再訪した。トラツグミは相変わらず同じ場所にいた。一個体目は羽の乱れがだいぶ少なくなっており、二個体目は精悍な顔つきになっていた。一ヶ月でこんなに変わるのか…と。

↓一個体目。すっかり羽が伸びたようで。

↓二個体目。同じような場所にいたので同じ個体で良いと思うのだが?顔つきがかなり違っていてびっくりした。夕方にじっと止まって丸まっているかわいい姿を見ることもできた。

その後は遠征にでかけてしまったので追えていない。どちらの個体も相手をしてくれる良い子だった。今頃どこにいるのだろうか?


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コチョウゲンボウの食事

今冬はコチョウゲンボウの運が良かった。雄の成鳥を見ることはできなかったが、幼鳥の狩りや食事の様子を、今までで最も近い距離でじっくり観察撮影することができた。

まずは1個体目。幼鳥だろうと思う。あまりコチョウゲンボウを見る機会は多くない場所での遭遇だった。車とすれ違うようにすーっと飛んで行った先は普段スズメをよく見る場所。これは!と思ってみていたら案の定狩りだった。見事に成功し、食事をじっくり見せてくれた。コチョウゲンボウはとてもかわいいと思っているけど、獲物を押さえている姿はかっこいいの一言に尽きる。食事後は少し移動してまったりしていた。警戒心が薄くてかわいい個体だった。





続いて2個体目の♂幼鳥。これは通りかかった時には既に食事中だった。羽を見ればわかるように、獲物はカワラヒワだった。カラスに追われて発見場所から少し離れた場所で完食。食後の足踏みも見ることができた。足踏みには何の意味があるんだっけ?


ちなみに、2個体目が♂だとわかった理由は、そのおよそ2か月後に背中に青い羽が出ている個体をまったく同じ場所で見つけたからである。詳しく見てはいないのだが、同一個体だろうと思う。背中のほかに、下面にオレンジ色の羽が出ているのも確認することができた。

ちなみに、この時も狩りに成功していたようで、周りに鳥の羽が散らばっていた。コチョウゲンボウは結構狩りが上手いのだろうか?

最近はコチョウゲンボウのきれいな雄を見る機会がなかなかないので、この個体にはぜひとも来冬に同じ場所に帰ってきたらいいな。