この季節を待っていた!

野鳥、虫などの生き物を。タカの渡りが好きです。岐阜県とか愛知県とか。


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日本海側の春のハチクマの渡り 2018.5.20 +まとめ

満を持して観察に行ったのですが見事に空振りました。

福井県敦賀市 2018年5月19日 8:00-14:30 晴
渡り認めず。

他の観察地を見ても1ケタの渡りだったので、ハチクマの渡りはこれで終わりのよう。先週がピークだったみたい。先週の場所に繋がるルートを確定させたかったが、来年に持ち越しか。思っていたより飛ぶ時期が短いので休みに合うか不安。

さて、今期は初めてハチクマの春の渡りを観察し、十分な成果を得ることができた。
福井県を少なくとも2-3000羽のハチクマが通過しているものではないかと推測している。

なぜ今まで明らかにされていなかったのか不思議でしょうがない(個人的にたくさん飛ぶ場所を知っている人はいると思うけど)。太平洋側では3ケタの渡りがまず見られないことからも、春のハチクマは渡りルートが極端に集中していることが改めて確認できた。

そして非常に僕は焦っている。極端に集中する渡りルート上に風力発電施設ができたらどうなるか。もしハチクマの渡りルートを知らなかったとしたら、風力発電の計画がルート上に上がっても、5月全日のアセスを指示することすらできない。まあ本当にルート上にそんな計画が上がったら、アセスなどやらずに即中止にしなければならないと思うけど。そのくらい日本のハチクマにとって大事な場所である。というかノスリとサシバも通ってるんじゃないかなあ。

と、言うわけで福井県における渡りルートの解明が急務となった。来年もやります。
日本のハチクマを守る気がある方、手伝って~(笑)

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日本海側の春のハチクマの渡り 2018.5.12

ハチクマの渡りの観察場所の下見がてらどこかで見てみるか、と知り合いを誘って3人で福井県へ。かなりの数が飛んでびっくり。

福井県敦賀市池河内 2018年5月12日 6:30-16:00 晴時々曇
6時台 ハチクマ3
7時台 ハチクマ3
8時台 ハチクマ44 ツミ1
9時台 ハチクマ189 ツミ1
10時台 ハチクマ165
11時台 ハチクマ41 ノスリ1 ツミ1
12時台 ハチクマ87
13時台 ハチクマ118 ツミ1
14時台 ハチクマ166 ツミ1
15時台 ハチクマ29 ツミ2
合計 ハチクマ845 ノスリ1 ツミ7  タカ類計853

山に挟まれており視野は比較的狭く南北に1km程の場所だが、全く予想外の数が飛んだ。この場所で1日見る予定でも無かったし、数十羽程度は見れるだろう、と考えていただけだったため、かなり驚いている。3人でカウントできて助かった。ありがとうございました。 8時から終了まで休みなく頭上、北、南と連続してやってきた。2,30羽が一気に来ることもしばしば。最大の群れは54羽の群れで、真上を通ってタカ柱になった。渡去方向は東から東北東。北東に真っ直ぐ行くことはなかった。雌もかなり目立ち、この日がピークだったかもしれない。視野が狭い場所で上を通過するハチクマをカウントしただけでこの数だったため、視野が広い場所で観察すれば1000羽は軽く超えていたと思う。春もこんなにたくさんのハチクマが1日に通過することに驚くばかり。春のハチクマの醍醐味である綺麗な模様も十分に楽しめた。
ただ、常に上を見上げているので首が痛くなり、高いものや遠くの個体を数える時間が長く、日に当たる時間も長かったためめちゃくちゃ疲れた(笑)。16時で観察を終了したが、本当は18時までは飛んでいるので見たいところ。体力ないので無理だけど。また、周囲の山々の一番低いところから空を見上げる場所で、見渡せる場所で見ているわけではないし、上、南側遠くを通るハチクマをひたすらチェックするので写真が撮りやすい場所ではない。遠くのつぶつぶを数えるのはとても苦労した。
ハチクマのこの規模の渡りは見たことが無かったので興奮しっぱなし。「すごいすごい」と言い続けていた観察だった。

この結果から考えていることが2つ。
・福井県におけるハチクマの渡りのメインルート
→運よく土曜日であったため、他地点で観察している方が複数みえた。状況から察するに、メインルートは確定させることができそうだが、日によって変わる可能性もある。追って観察を続けたい。

・広島を通っていないハチクマが多数福井県を通過している可能性
→韓国から直接島根や鳥取、京都の本土に渡来したり、隠岐経由で本土に渡来しているのではないか。これについては観察地点を新しく設けるのが一番確実だが、海を渡るための所要時間から考察もできそう。

それにしてもすごい渡りだったなあ。これだからタカの渡りは面白い。


ハチクマ Pernis ptilorhyncus のタカ柱

↑動画で見た福江島のハチクマのようにゆっくりと渦巻いていた。感動でした。



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日本海側の春のハチクマの渡り 2018.5.11

今年こそは日本海側をどのくらいのハチクマが通っているのか調べてやろう、と思っていたので福井県へ。
数はそこそこでした。もう少し飛ぶと思っていたけど(笑)

福井県某所 2018年5月11日 7:30-16:15 晴
8時台 ハチクマ13 サシバ2 ツミ6
9時台 ハチクマ14 ツミ4
10時台 ハチクマ31 ノスリ1 ツミ1
11時台 ハチクマ62 ツミ3
12時台 ハチクマ5 ツミ1
13時台 ツミ6
14時台 ハチクマ5 ツミ1
15時台 ハチクマ4 オオタカ1 ツミ1
合計 ハチクマ134 サシバ2 ノスリ1 ツミ23 オオタカ1 

朝早くは北側遠くに。日が昇ると南側はるか遠くや頭上高いところを通るようになった。数の割に全然見た気のしない観察だったが、どこを通っているのか、この場所から見える範囲ではわかったので収穫有。何より、青空の下でタカの渡りを見ることができるのが最高だった。
ツミが多いのは面白い。


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囀るコマドリを求めて 2018.5.1

前から気になっていた場所へコマドリを求めて行ってきた。
世間はGWで遠征に行く人も多いようだが、僕は天気や体力を見て直前に予定を決めることが多いため、特に遠征を組んだりはしていなかった。三宅島とか九州とか、行きたい場所はたくさんあるのだけど、どうも重い腰が上がらない。
そこでコマドリに白羽の矢が立った。すでに繁殖地には到着していて、囀りもよく聞ける時期だろう。繁殖地までは遠いが、日帰りで行けなくもない。前日の夜19時には布団に入り、超早起きで車を走らせ現地へ。

途中、休憩で車の外に出ると思いのほか寒く、ライトダウンを引っ張り出して着込み、ズボンもカッパを上に履いて二枚重ねにした。

AM4時半ごろ、まだ目的地までは30分以上かかりそうだったが、空が明るくなってきたので車の窓を開けて走る。すると早速コマドリのさえずりが聞こえてきた。コルリのさえずりも聞こえる。近くで囀っていたのでここで探したくなるのをこらえ、目的地まで走る。寒さを心配していたが着込んだおかげでそこまででもなかった。
薄暗い山の中の道路ではヤマドリによく出会った。♀1、♂1、♂♀1の順。朝は道路によく出るのだろうか?他にカモシカが2頭。どちらもガードレールの外にいた。

到着するとすっかり双眼鏡で鳥が確認できる明るさに。道中に囀りを聞いたコマドリは10個体を超えた。目的地でも期待通りコマドリの囀りが響いていた。木の上で囀っているので、双眼鏡で探すと簡単に見つかった。ただ距離は遠い。気の天辺で囀るコマドリは4個体目視、囀りはここでも10個体は聞いたので、道中を合わせ20個体以上のコマドリがいたことに。この時期に来たのは初めてだったが、結構いるんだなあ。


コマドリ Erithacus akahige

↑最初に見つけた個体。谷の木の天辺で囀っていたので目線で見ることができたけどトリミングしてこの大きさ(笑)


↑次は道沿いの木の上から声が聞こえたので見上げて探すと発見。


↑もう1個体も見上げだし遠い。高らかに囀っていた。

コマドリと言えば林内の低木で囀るイメージが強いと思うのだけど、ここのは天辺で囀っていた。
他の繁殖地はどうなんだろう?


コマドリは姿も見れたし声も堪能したし一応の目的は達成。
ただやはりもうちょっと近くで見たいところ。十分明るくなってしまったが、来た道を戻り探すことにする。
この往復が結構面白くて、いろいろな鳥を見ることができた。ちょっと残念な出会いもあったけど…
特にうれしかったのがコルリ。道端で囀っており、車の中から撮影することができた。


アオバト Treron sieboldii

↑道沿いの木に止まっていた。

コガラ Poecile montanus

↑下のヒガラと混群を作っていた。まだ繁殖って感じではなさそう?

ヒガラ Periparus ater

コルリ Luscinia cyane


↑想定外!鳴いているだろうと思ったけどこの距離で見られるとは!青と白がとても綺麗。コルリの囀りは全身を使って囀っている感じが伝わってきて好き。

ソウシチョウ Leiothrix lutea

↑合いたくない鳥を見つけてしまった。特定外来種なので飼ったりするのは禁止。こんな標高の高いところで見ると野生化してしっかり移動しているんだなあと感心もする。2羽で行動しており、ウグイスの地鳴きを濁らせたような声で鳴いていた。


肝心のコマドリは日が高くなったからか声が下の方から単発でするのみだった。諦めて最初の場所でもう一度探そうと戻っていたら、今までの梢から聞こえていた距離とは違う、近距離から強烈な「ヒンカララララ」が聞こえてきた!車を停めて血眼で探すと、低木の横枝に止まり囀る姿が目に入った。正直近くで見られる期待はしていなかったので興奮してカメラのシャッターを押す。ほんの1分ほどだったと思うが、素晴らしい光景だった。この個体は沢沿いに移動しているようで、その後下流や上流をに移動している様子が見てとれた。この場所には二度と来なかったけど(笑)。


コマドリ Erithacus akahige



↑コマドリのイメージ通りの低木で囀っていた。至近距離で聞く囀りは強烈。尾羽を開いて囀るのも見ることができた。この時の動きはなんか独特。


これでかなり満足。時間もあるので林内を少し歩いてみることにする。
すると今度は藪の中からコマドリの囀り。これは1,2分ごとの単発で、早朝のように鳴き続けることはない。
待ってみてもなかなか出てこなかったが、最後に一瞬、見える場所にひょこっと現れ、こちらに気づいてフリーズしてから飛び去って行った。


コマドリ Erithacus akahige

↑藪からひょこっと現れた。なんかおる…と思われただろう(笑)

この個体を見たのは、早朝に天辺で囀っていた個体のソングポストの下付近。最初にあげた写真の3枚目の個体。日が昇り天辺で囀る個体がいなくなり、それが藪の中で囀っているのだろうか?他の箇所でも、日が高くなると天辺では囀らなくなり、下の方から声が聞こえていた。とするとこの写真と天辺3枚目は同じ個体を写した可能性が高い。


十分満足できる成果を上げることができたので昼前に切り上げ。朝は寒かったものの、昼にはさわやかな素晴らしい雰囲気で気分がとてもよかった。コマドリの囀りもたくさん聞けるし、また来年も行きたいな~。

<確認した鳥>
ヤマドリ雌雄2、コマドリ20+、コルリ10+、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、キビタキ2、ヒガラ、コガラ、エナガ、ゴジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、カケス、ビンズイ、ウグイス、ヤブサメ、アオジ、ホオジロ、ミソサザイ、ノスリ、キセキレイ、ハシブトガラス、イワツバメ、ツツドリ、アオバト、ソウシチョウ
番外:ニホンカモシカ2、ニホンザル1

エゾ、センダイムシクイは無数にいた。メボソはぽつぽつ。キビタキとオオルリがほとんど見られなかったのが面白い。しっかり繁殖しているはずだけど。標高の高い場所にはこれから渡ってくるのかな。


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タカの渡り サシバのルート探索(愛知県豊明市) 2018.4.1

サシバのルート探索へ行きました。

二村山(愛知県豊明市) 2018年4月1日 9:15-11:00 晴
渡り認めず。

渡らないノスリが近くで見れたのみ。カラスが遠くでソアリングしていてややこしい。
ここで見てみた理由は、奈良を通ったサシバがもしかしたら伊勢湾を突っ切らずに陸伝いに静岡まで渡っているのではとの仮定のもと。速報のコメントを見て飛ぶなら午前中と思ったけど、一羽も飛ばなかった。
したがって考えられるのは
・やはり伊勢湾を突っ切っている
・奈良から4~5時間で濃尾平野を渡りきってしまうため昨日のうちに渡った
・養老山脈から平野に出ずに北上
・名古屋市を北東へ
等々だろうか。どこから潰していこうか。悩ましい。


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金華山のタカの渡り 2018.3.25

今日は金華山でぼーっと空を眺めていました。サシバが見れたらいいなと思っていましたが…。

金華山 2018年3月25日 9:00-14:30 晴
9時台 タカ類0
10時台 ノスリ8 オオタカ1 ハイタカ(西)1 ハイタカsp(西)1
11時台 ノスリ1 ツミ3 ミサゴ1
12時台 タカ類0
13時台 ハイタカ(西)1
14時台 ハイタカ(西)1
合計 ノスリ9 ツミ3 オオタカ1 ミサゴ1 ハイタカ(西)3 ハイタカsp(西)1

暖かくて程よく風もあり過ごしやすかった。桜の開花が今日一日でだいぶ進んだ気がする。
タカの方は春の金華山らしい数。メインルートからは大幅に外れているので春はあまり見れない。
南西から入ってきて観察地上空で高度を上げるものが多く、比較的低いものが多かった。ハイタカも観察で高度を稼ぐので、最初は低でじっくり見ることができた。綺麗な♂も。ミサゴが市街地でかなり高度を上げて上空を一直線に北東に向かっていったのは渡りという雰囲気がしてなかなかよかった。ノスリ5羽の塊も見れたし、タカの渡りらしさを味わうことができた。
ハイタカspは、最初はツミに見えたのだけど西行きだったのでよくわからなくなった。真上を飛んでいたのに…。まだまだ経験が足りない。
サシバには結局会えず。来週はどこで見ようか。というか見る時間があるかな。


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三方五湖のタカの渡り(ノスリのルート探索) 2018.3.24

観察場所:福井県 三方五湖レインボーライン第1駐車場
日時:2018年3月24日 8:30-11:00 
天候:晴れ 微風
結果:ノスリ1 西ハイタカ1

鳴門山ー淡路島を通ったノスリが何処を通っているのかの探索へ。そのまま北上し、敦賀市を通っているのではないかと考えてこの場所を選んだ。それに加え、九州北部や中国地方で越冬していたノスリが絶対にこの辺りを通っているはずと思って出掛けたけど、渡り個体は全然見られなかった。南5kmくらいの山の稜線までは見ていたのだけど、まったく確認できず。唯一のノスリは海を避けて真東へ高空を渡っていった。越前海岸や敦賀半島は見えているのだけど、海に出るのは嫌うらしい。飛ばない間もマヒワやアトリ、ハヤブサが現れ良い暇つぶしになった。感謝感謝。
本当は夕方まで見た方が良かっただろうけど飛ばないので昼前で断念。海でアビ類やアカエリカイツブリ等を見て帰った。

さて、これと定点観察地の記録を見比べてノスリのルートを考えてみると、
おそらく滋賀県内の琵琶湖の北を通っており、高島市等で詳しく見る必要がある。
(昆陽池でほとんどとれていないことから、琵琶湖の南を通っているとは考えにくいのではないか。)
という結論に至った。せめて10羽程度でも飛んでくれたら一日観察したのだけど、1羽では…。
ただ、鳴門山ー淡路島のルートは日本海には達しないという予測はたったものの、九州北部と中国地方で越冬していたノスリはどこへ消えたのか…?この場所でとれないのであれば、一度南下してから東進していることになるのだけど、それにしては鳴門山での通過数が少ない。謎は深まるばかりである。時期をずらして3月10日前後に見てみる必要もあるかもしれない。全然観察が足りませんね。人員が欲しいところ。

タカの渡り個体数としては消化不良な日だったけど、久々に青空の下でぼーっとタカを探すことができて、なんとか渡り個体も見れたので気分は良い!