この季節を待っていた!

野鳥、虫などの生き物を。タカの渡りが好きです。岐阜県とか愛知県とか。


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奄美大島遠征記(1日目) ~初日から大満喫!~ 2017.3.15

今年の3月も15日から21日にかけて奄美大島に遠征し、鳥をメインに生き物を堪能してきた。
3月の奄美大島は今回で4回目。今までは全てオオトラツグミ一斉調査へ参加したが、今回は不参加でバンガローを借りて楽しむことにした。4回目となれば慣れたもので、効率よく奄美を楽しむことができたと思う。

今までは鳥ばかりだった気がするので、せっかくならと、今回は以下のテーマを持って回ることにした。

①美味しいものをたくさん食べること
旅行先にお金を落とすのは大事なこと。観光地の自然破壊がよく話題になるので、自然観察をしにきた人が多くのお金を落とし、例えば少しでも「鳥を見に来た人がたくさん買い物をしていった」と現地の人に感じてもらうことは大事なんじゃないかと思う。生き物の成果が芳しくなくても、美味い物を食えばある程度は満足するし、色々なものを楽しめるのは絶対に得だと思うようになった。というわけで今後はなるべく遠征先での食費はケチらないようにしたい所存。
今回の遠征ではたくさん美味しいものを食べることができたので記事にも登場させることに!

②鳥以外にも目を向けること(当然鳥がメインになってしまうのだけど)
せっかく何回も奄美に行っているのだし、鳥だけでは非常にもったいない。食べ物も含めて。で、事前に見たい生き物ビンゴ↓を作成し、見れた順に埋めていくことに!

さて、無事にビンゴできるのか!?

今回の奄美も素晴らしい成果だったので、どのように記事を書くか迷ったが、結局今までと同じように1日ごとに書いていこうと思う。
それでは始まり始まり~!

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初日はいつも通り伊丹空港から11時半前着の飛行機で奄美に到着。
天気は曇りで肌寒く、服装もさほど変わらない。南西諸島に来た!という感動は薄いが、奄美に帰ってきた!と感動(笑)。寒いと生き物もどことなく不活発な気がしているので心配だったが、お昼ご飯を食べてからとりあえず近場の鳥がいるポイントに行ってみることにする。

この場所は毎年ムネアカタヒバリの群れが越冬しているのだが、今年は1羽も見られず拍子抜け。代わりになぜかセッカがお出迎えしてくれ、芝生には数羽のハクセキレイとキセキレイに混ざってホオジロハクセキレイがいた。ホオジロハクセキレイは特に珍しいというわけではないが、地元ではなかなか見れないし、奄美でもそんなに見たことはなかったので喜んで撮影!


セッカ Cisticola juncidis
↓とてもかわいい。ここで風にあおられながら囀っていた。以前も書いたけど、南西諸島のセッカの囀りはこちらのセッカよりテンポが速く金属的。この囀りはどこを境目にして変わるんだろうか?各地のセッカのさえずりの音声を録って解析するのも面白いかも。

ホオジロハクセキレイ Motacilla alba
↓ハクセキレイの亜種ホオジロハクセキレイ。そういえばこの鳥の時期をよく知らないけど、3月から4月に渡り途中の個体が観察されることが多いんだっけ?過眼線がなく顔が真っ白なだけで普通のハクセキレイより数倍かわいい。もちろん普通のハクセキレイもかわいいけど!とっても好きな鳥なのでたくさん撮ってしまい、メモリーカードを圧迫することになった(笑)。

↓こんな感じのイモムシを何回も食べていた。

↓真っ白な顔がとてもかわいい。

↓普通の写真(笑)。ハクセキレイはなかなか目に光が入らなくて難しかったりする。

↓歩いている鳥はかわいい。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


その後は海岸にシギチを探しに行くも鳥はいまいち。キョウジョシギ、ハマシギ、キアシシギ、ダイゼンなどが遠くにちらほら。オジロトウネンを1羽見つけた。直前に低気圧が過ぎたため渡り途中のアオサギ集団が休息に降りていた。

その代り、田んぼの道端に生えていることが多いと思っていたルリハコベが咲いていたり、落ちているコウイカの甲やサンゴや貝を拾って楽しむなどした。天気もだいぶ良くなり、風は強く気温は低いけど、日差しは強い南西諸島の晴れらしい天気。晴れていると海がとても綺麗に見えるのでテンションが上がる!


↓ビーチコーミング中の同行者である友達二人。この期間に奄美でこんな変な学生グループを見た方、それはきっと僕たちです(笑)

↓落ちていたサンゴ。たくさんあった。

ルリハコベ Anagallis foemina
↓手前の紫のかわいい小さな花。何か別の物を撮っている友達と一緒に撮ってみた。ルリハコベはわかりやすくて好きな植物。

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


次は付近にあるというオキナワチドリを探しに行くことに。何故オキナワチドリを探しているかというと、友達がアマミエビネを見たいとのことだったから。しかし調べてみると生えている場所は山の中でかつ盗掘が問題になっている種だと。それだと初心者が探すのは厳しいだろうし、盗掘が問題になっている種の生えている場所を聞くのも憚られる。それならば一応同じラン科に属し、探すのも簡単そうなオキナワチドリを見ようと考えてのこと。
オキナワチドリが生えている詳しい場所は知らなかったのだけど、歩いていたら小さな群落が普通に見つかった。あまり植物はわからないので友達に調べてもらいながらこれでいいだろうということで撮影。割と普通に生えているよう。


オキナワチドリ Amitostigma lepidum
↓ラン科に属するらしい。ランというと植物屋の目の色が少しだけ変わる気がするのだが、僕はその理由を知らない…(笑)

ちなみに、この写真は100-400の400mmで撮影。最短焦点距離が短いことはこういう時に非常に役に立つ。今回の奄美ではこのレンズに大活躍してもらった。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


さて、オキナワチドリを無事に観察できた帰り道、とりあえず周辺をふらつくかと車で出て行こうとした時。イソヒヨドリの♀が車の前を横切り、何かをかすめます。その瞬間ぶわっと開く冠羽。

そう!奄美に着いて早々ヤツガシラの登場!これで奄美に来たら必ずヤツガシラを見れていることになった。綺麗でかっこよくてかわいくて、いつ見ても嬉しい鳥。しかも道路際にいた一羽を見ていると、その後ろからのこのこもう一羽が歩いてきた。というわけでいきなり二羽のヤツガシラとご対面。いや~嬉しい!

しかし、この二羽がここにいたのは数分だけ。すぐに飛んで行って行方不明になってしまった。もっとじっくり撮影したかっただけにこれは心残り。これで6回目のヤツガシラとの遭遇になるわけだが、ヤツガシラの満足できる写真はいつまで経っても撮れない・・・

諦めきれないので、飛んで行ったヤツガシラを探しにいそうな場所を回ったが、案の定降りてはいなかった。代わりによく慣れたイソヒヨドリが奄美の海を背景に撮れたのはよかったけれど。あの後どこに飛んで行ったのかな~。


ヤツガシラ Upupa epops
↓こちらは後ろから歩いてきた個体。ハイビスカスが南西諸島らしいかな?

↓二羽いるよ~という証拠。

↓近くでは撮れたけど・・・

イソヒヨドリ Monticola solitarius
↓めちゃくちゃ慣れてるので100mmで撮影できた。イソヒヨドリは奄美ならどこにでもいて、奄美の象徴という感じ(笑)。綺麗なので写真映えするし、こんな背景でも撮れるし、しっかり狙って撮ったら素晴らしい写真が撮れるだろうな。この時も絞ったりすることは考えていなかったし。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


そんなこんなで満喫しているうちに日も落ちてきた。晴れてはいるけど気温は低いので、リュウキュウアサギマダラが集団で固まっているんじゃないだろうかと考えて、前回奄美に来たときにたまたまあった地元の方に教えて頂いたポイントへ寄ってみることに。その場所に着いて小道を進んでいくもなかなか見つからなかったが、ちょっと見つけにくいところにかたまっていただけだった!
予想通り結構な集団でじっとしており、数えたら70頭を超えていた。一般にどのくらいが大きな集団と言われるのかは知らないが、3月にしか奄美に来ない僕にとては今まで見た中で最も大きな集団だった。


リュウキュウアサギマダラ Ideopsis similis
↓名前にアサギマダラとついているけどこちらは渡りを行ったりしない。冬、寒い日には集団で固まってじっとする様子が有名で、南西諸島では冬の風物詩になっている。新聞に載ったりすることもあるようだ。この写真もぱっと見でもかなりの数。これだけたくさんいると目立つかと思いきや、意外に目立たなかった。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


これでお昼の部は終了。途中でお気に入りのお店によりご飯を食べて、宿までの道を運転。すっかりあたりは暗くなり、夜行性の生き物探索モードへ。初日だし早めに宿に着かなければならなかったのであまり無理はせず、ささっと回ったけれど、アマミヤマシギ4羽、アマミノクロウサギ4羽と主役をばっちり見ることができた。ズアカアオバトのペアが寝ている所も見ることができて、初日の夜にしては上々の成果。


アマミヤマシギ Scolopax mira
↓初日から逃げないアマミヤマシギを撮影することができた。今までは「珍しくはないけど狙って見るのは難しい鳥」というイメージだったが、あっさり複数羽を発見。アマミノクロウサギは撮影することはかなわず。

以上 Canon EOS7D mark2 × CanonEF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM


で、8時ごろ宿についてこの日は終了。この記事を読んでくださった方はわかると思うが、初日から大満喫!翌日からがさらに楽しみになった。

で、この日のご飯はこちら↓↓


↓鶏飯ラーメン。あっさりしていてとても美味しい。

↓豆腐ステーキ定食。柚子胡椒の効いたソースをかけて食べる。ご飯が進む。湯葉等もついていて700円とお得。何回でも食べたくなる。

以上 CanonEOS70D × Canon EF–S18–55mm IS


さて、冒頭にあげたビンゴ、初日の結果は・・・

ルリカケスは運転してれば普通に見れるので埋まった笑
奄美はまだまだ続きます!!お楽しみに!


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夕方に飛ぶコミミズク 2017年2月

夕方から狩りを始めるコミミズク。幸運にも大阪まで行かずとも観察撮影することができた。
ただし飛び始める時間は安定せず、しかも暗くなって見えなくなるまで飛ばない日もあり成果を出すのは難しかった。一帯に3羽のコミミズクがいたようで、何回か挑戦したうちの一度だけ3羽とも見ることができた。他個体同士の威嚇はあまり見られず、一度絡んだのみであった。鳴き声もこの場所では聞けていない。しかしその一回は日が落ちる前から複数個体の狩りをよく見ることができて、幸せな時間だった。丁度逆光で撮れそうだったのでじっくり狙いたかったのだが…。

コミミズク Asio flammeus

↓この下の二枚のような写真をもっと撮りたかったが、一度しかチャンスがなかった。

↓この棒によく止まっていた。この個体は割と人を恐れない。

↓休耕地で草が生えている場所で狩りをしていた。

さて、大阪のコミミズクもそうだが、この場所にも3羽のコミミズクが越冬していた。コミミズクは同じ場所で複数個体が越冬する傾向が強いのだろうか?そうだとして、良い環境がないから集まってしまうのだろうか?また、大阪のコミミズクは比較的飛ぶ時間も早く安定していたように思うが、この場所では何故時間がばらついて、また遅い傾向にあるのだろうか?

例えば、エサが少なかったり、エサが獲りにくかったりするから早い時間から狩りをしないといけないのなら、その場所に定着する理由がよくわからない。そもそも夜に動くのは外敵を避けたり多種との競争を避けるためなはずなので、他の場所を求めて移動すればいい。しかし、ノスリが多い(=つまりネズミも絶対多いと思う)滋賀県の湖北町ではコミミズクが複数いたという話は全く聞かない。ここで、餌が多く明るい時間に狩りをする必要がなく、狩りを始める時間が遅いから目撃情報が少ないのであれば辻褄は合う。まあ、それなら湖北には大阪よりもすごい密度でコミミズクがいることになるのだけど(笑)。ノスリが制限要因になっている可能性もあるか。

実際にはそんなに単純な話ではないだろうけど、こうやって考えてみるのは楽しい。昼間に飛ばないだけで実際にはかなりの数がいるのかもね?とりあえずなんでもいいからコミミズクが近場に毎年来てほしい(笑)。


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二羽のトラツグミの一ヶ月

今冬はトラツグミが比較的多い年だったのではないだろうか?
ネット上にトラツグミの写真が多く出ていたので、1月にトラツグミを家の近くの公園で探してみたのだが、まったく出会えず。思い返せば、僕が今まで出会ったトラツグミは、とても警戒心が強いか、警戒心が弱くても行動範囲が狭いうえに地面に降りていないと全く見つけられないの2パターン。つまり、じっくり観察撮影できる個体を自分で見つけるのはかなり難しい鳥という印象だった。
仕方がないので、トラツグミがいるらしい初めての公園に行ってみた。すると、公園に入って最初に見つけた鳥がトラツグミだった(笑)

ところがこの個体、換羽中なのか何かに襲われたのか、首の回りなど羽がぼさぼさ。左脚の羽もなんかおかしい。トラツグミはこんな風に羽が乱れた個体がよくいるようだ。これはトラツグミの羽がよく落ちていることに関係していたりするのかも?

トラツグミ Zoothera dauma

↑この個体は行動範囲が非常に狭く、警戒心が薄いパターンだった。

↓ムカデのようなものを食べていた。ちなみにトラダンスも頻繁にしていた。トラダンスは下草がある場所でしかしないとよく言うが、実際どうなんだろう。調べてみたら面白いかも。

↓近かったのでタンポポの綿毛などを入れて撮ってみた。2月だけど春の雰囲気?

その後公園の中を散策すると、もう一個体のかわいい雰囲気のトラツグミを見つけた。この個体は初めて見る行動パターン。割と広範囲を移動しており、頻繁に走り回っていた。じっとしていればかなり近くまで寄ってくるので警戒心が強いわけではなさそう。

↓二個体目。顔がとてもかわいいし、羽は乱れていない(笑)

その一か月後にこの公園を再訪した。トラツグミは相変わらず同じ場所にいた。一個体目は羽の乱れがだいぶ少なくなっており、二個体目は精悍な顔つきになっていた。一ヶ月でこんなに変わるのか…と。

↓一個体目。すっかり羽が伸びたようで。

↓二個体目。同じような場所にいたので同じ個体で良いと思うのだが?顔つきがかなり違っていてびっくりした。夕方にじっと止まって丸まっているかわいい姿を見ることもできた。

その後は遠征にでかけてしまったので追えていない。どちらの個体も相手をしてくれる良い子だった。今頃どこにいるのだろうか?


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コチョウゲンボウの食事

今冬はコチョウゲンボウの運が良かった。雄の成鳥を見ることはできなかったが、幼鳥の狩りや食事の様子を、今までで最も近い距離でじっくり観察撮影することができた。

まずは1個体目。幼鳥だろうと思う。あまりコチョウゲンボウを見る機会は多くない場所での遭遇だった。車とすれ違うようにすーっと飛んで行った先は普段スズメをよく見る場所。これは!と思ってみていたら案の定狩りだった。見事に成功し、食事をじっくり見せてくれた。コチョウゲンボウはとてもかわいいと思っているけど、獲物を押さえている姿はかっこいいの一言に尽きる。食事後は少し移動してまったりしていた。警戒心が薄くてかわいい個体だった。





続いて2個体目の♂幼鳥。これは通りかかった時には既に食事中だった。羽を見ればわかるように、獲物はカワラヒワだった。カラスに追われて発見場所から少し離れた場所で完食。食後の足踏みも見ることができた。足踏みには何の意味があるんだっけ?


ちなみに、2個体目が♂だとわかった理由は、そのおよそ2か月後に背中に青い羽が出ている個体をまったく同じ場所で見つけたからである。詳しく見てはいないのだが、同一個体だろうと思う。背中のほかに、下面にオレンジ色の羽が出ているのも確認することができた。

ちなみに、この時も狩りに成功していたようで、周りに鳥の羽が散らばっていた。コチョウゲンボウは結構狩りが上手いのだろうか?

最近はコチョウゲンボウのきれいな雄を見る機会がなかなかないので、この個体にはぜひとも来冬に同じ場所に帰ってきたらいいな。


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タゲリの動向

毎日、毎週、毎月?ある場所で鳥を見る際に、個体数を記録する人はどれくらいいるのだろうか?森林性の鳥や、潜行性が高い鳥など、ただ見ているだけでは個体数の推定が難しいが、カモ類など、個体数を数えやすい鳥もいる。
今年はタゲリが少なかった(と思う)。とある場所に一ヶ月ごとに行く用事があり、ついでにタゲリの数を数えたところ、2014年度は最大70羽(1月)、2015年度は最大58羽(2月)、2016年度は最大23羽(11月)と、年々見られる数が減ってきている。2016年度には大きな群れも見られなかったし、12月に回った時には1羽も見られなかった。

そのタゲリだが、2月に同所を回った時に夏羽への換羽が進んだ個体を見ることができた。この場所では3月に入るとほとんどの個体が渡去してしまうため、今まではタゲリの夏羽の雰囲気すら味わったことがなかった。2月に換羽の早い個体を見つけることができたため、3月になってから同所を訪れてみたがもぬけの殻だった。いつかタゲリの完成された夏羽を見てみたい。

タゲリ Vanellus vanellus



↑夏羽が出始めている個体。見た瞬間おっ!となった。顔やのどに黒い羽が出てきている。

 

↓まだまだ冬羽の個体。どうやら夏羽では冬羽の雨覆などに見られるバフ色の羽縁がないようだが、すると上の個体は雨覆もほとんど換羽が終了しているのだろうか?摩耗具合の把握が苦手でよくわからない。関係ないが、タゲリの足の色が赤いことに初めて気づいた。これで正常なのだが、なんだか痛々しい色。

僕が趣味で数えた程度では、周辺での渡来数や、どこから渡来しているかだとかは考慮に入れられないので、この場所では減っている気がするとしか言えない。最大個体数が観察できる時期がばらつく点も気になるので、ちゃんと個体数を評価するならその年の気象状況等も考える必要があると思う。したがってあまり意味のない記事なのかもしれないが、個体数の把握がしやすい鳥だと思うので、こういったことは続けていきたい。
また、自分の行きつけのフィールドがある方々は、個体数だけではなく、いろいろな点に着目してテーマを持って鳥を見ると後々に気づくことがあって楽しいかも。


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Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM と70D,7D2での野鳥等撮影

2017年3月10日 7D2での写真を追加
7Dmark2について適当に
・AFの進化は正直よくわからない。使いこなせてないだけとか言われそうですが(笑)
・高感度は期待できない。
・連写は楽しい。高速連写で助かる部分はきっとあるでしょう。
・シャッター音が小さく、ミラーショックも比較的小さい。ここは僕にとって重要です。70Dはドン引きするくらいうるさかったし。
・現在の値段なら買う価値あり。20万出すカメラではないと思う。

タイトルにもある通り EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM Ⅱです。
僕がこのレンズを欲しかった理由は以下の通りです。

① 旧300mmF4Lでは焦点距離が少し短い、テレコンをつけた際のAF速度の低下などの欠点の解消、手振れ補正がない
→ 全てクリア。AFは(旧サンヨンにテレコンをかましたのに比べて)笑っちゃうほど早い。手振れ補正も前評判通り良い効き具合です。

② ぶら下げて手持ち撮影ができること
→ たぶん大丈夫かと。シグマとかタムロンの600mmズームとかだと、撮影がメインになってしまって双眼鏡を構えることが難しくなるので、ぶら下げられるというのは必須条件でした。ただ、ぶら下げギリギリの重さなので、70Dだとマウント部分が少し不安かもしれないです。これは工夫が必要かも。

③ ズームレンズであり、それなりに写ること
→ できればレンズ一本でいろんなものを撮りたいのです。虫も植物も。最短撮影距離が98cmとかなり寄れるレンズであるため、虫や植物のマクロ撮影に関しては期待できます。風景を絡めた写真も100mmで撮れます。また、タカの渡りにはまっている僕としては、間近にできたタカ柱はしっかり捉えたいかつ個体を大きくも撮りたいかつスコープてしっかり観察もしたい。ズームレンズ、400mm、手持ち可能、しかも単焦点に勝るとも劣らない写りということで、これらを全てかなえてくれる画期的なレンズなのです。

このレンズがいかに僕にぴったりなのかを説明したところで、試し撮りの成果をつらつらと載せていきます。
画像が小さいので参考にならないかもしれませんが(笑)
基本的にトリミング済です。

ハリオアマツバメ 7D2×100-400LⅡ

400mm F6.3 1/1250 ISO200 -1.0
AFが試される場面ですが、7D2と100-400LⅡの組み合わせ、凄い!とは感じませんでした(笑)
期待しすぎると拍子抜けかも。でもこれに慣れてから70Dとかに戻すと凄さがわかるんだと思います。60D→70Dの時も進化が良くわかりませんでしたが、70Dに慣れてから60Dを使ったらよくわかりました(笑)

ツバメ 7D2×100-400LⅡ

371mm F6.3 1/640 ISO200 +0.3
これは7D2のおかげで撮れたような写真でしょうか。連写は強いです。

ツチガエル 7D2×100-400LⅡ

400mm F6.3 1/200 ISO400 -0.7
こういう被写体もちゃんと撮れるのが強い。

タカサゴクロサギ 7D2×100-400LⅡ

400mm F6.3 1/640 ISO640 -0.7
7D2、高感度耐性が70Dよりマシになったと思っていましたが、そんなことはありませんでした(笑)
僕としてはISO400以上にはあげたくないです。手振れ補正とRAWを駆使してISOを下げるしかない。

マガン 7D2×100-400LⅡ

100mm F6.3 1/320 ISO200 ±0
100mmがあってよかった場面。あんまりそんな場面には遭遇しませんが…笑

以下70D×100-400LⅡ
大きなフナを捕えたカワウ。
burogu-IMG_4321b
400mm F5.6 1/640 ISO640 -0.3

ミコアイサ♂
burogu-IMG_4452
400mm F6.3 1/500 ISO125 -0.3
↓トリミング
burogu-IMG_4452b

魚を捕えたカイツブリ。尾羽がかわいい。
burogu-IMG_4357b
400mm F6.3 1/640 ISO250 +1.0

目の前のミコアイサ。
burogu-IMG_4679b
400mm F6.3 1/500 ISO250 0

以上の写真は近めの水鳥。
二つほど少し遠いところの写真を。
撮影距離40-50mほど(Google Earthで測ったらこんなにありました。そんなに遠くなかったような・・・)のミコアイサ。これはあんまり解像していません。
burogu-IMG_4755b
400mm F6.3 1/640 ISO200 0

こちらも撮影距離50mほどのマガモ。こちらはなかなか綺麗に撮れています。
burogu-IMG_4818b
400mm F6.3 1/500 ISO640 0

続いて小鳥。
アオジを開放で撮ってみました。
burogu-IMG_4861b
400mm F5.6 1/640 ISO640 -0.3

近くに来たカワセミ。緊張してますが^^;
burogu-IMG_5035b
400mm F6.3 1/500 ISO1600 -0.7

ワイド側の写真も少し。
北海道のエゾシカ。
burogu-IMG_8063a
124mm F7.1 1/640 ISO100 +0.3

近すぎです。
burogu-IMG_8044
227mm F7.1 1/400 ISO500 +0.3

作例が少ないのでいまいち何とも言えないと思いますが、数回使ってみた感じはかなり良好です。
開放から使えることも確認しましたが、手振れ補正が強力なため開放で使う場面は少ないと思います。
今まで手振れ補正無で撮ってきた僕には手振れ補正がめちゃくちゃありがたいです。

カメラには詳しくないので大したことは言えないのですが、旧サンヨン×テレコンよりは良し、旧サンヨン単体とはいい勝負と言ったところでしょうか?
旧サンヨンや400mmF5.6Lと劇的に違うとは思えません。

時期が時期だけに虫などの写真はありませんが、今後のブログの写真はこのレンズがメインになってくるため、
これも鳥と一緒にあげていこうと思います。

しかしコンパクトなズームレンズでこの写りは素晴らしいです。高いですが買って良かったと思えるレンズですね。
これで鳥見も撮影もより楽しくなりそうです!


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アトリの当たり年

今年は当たりのアトリ年アトリの当たり年のようで、各地でアトリが多く見られている。
僕の行動圏は比較的アトリは少ない地域のように思うのだが、1月中旬の積雪を境にアトリの話を多く聞くようになった。僕も田んぼに大量に渡来して二番穂と食べている群れ、とある公園でアキニレの種子を食べていた小群、遊歩道で黙々と餌を食べていた一羽、街路樹のカエデの種子を食べている小群を見ることができた。前述の通り僕はアトリに合える機会があまりなかったので、嬉々として写真を撮っていた。10年以上鳥を見ているが、1シーズンにこれだけ何回も見たのは初めてである。本当はもう少し良い条件でたくさん撮っておきたかったけど…。あと、数百を超える大きな群れにも出会えていないので、いつか見たいなあ。

アトリ Fringilla montifringilla
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↑雪の田んぼに来ていた群れの一個体。セイタカアワダチソウに隠れてよくわからなかったが、100羽ほどはいたんじゃないだろうか?車で近づいたので、至近距離で撮らせてもらえた。雪の色とお腹の色が同化して境目がよくわからなくなっている笑

↓アキニレに来ていた群れ。6羽の小さな群れで、警戒心は薄かった。木にはまだまだたくさん実が付いていたが、地面に落ちたアキニレの実を降りて食べる様子も見られた。木の上にまだ実があるのに、どうしてわざわざ危ない地面に降りるのだろう?実は木の上でアクロバティックに実をついばむのは苦手だったりするのだろうか?
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↓遊歩道の孤独な一羽。一羽だからか、立って近づいてもかなり近くまで寄れて、寝そべっていたらどんどん近づいてきた。餌採りに必死なんだろう。何を食べているのかはよくわからなかった。
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↓そこそこ人通りのある街路樹のカエデ類の実を食べていた。人が通っても飛ばないのだが、よくわからない拍子に飛んで間合いがつめにくい群れだった。
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今冬観察できたアトリは比較的警戒心が薄い個体が多かった。アトリは警戒心が強いものと思っていたため嬉しい誤算で、写真としてもかなり楽しませてもらえた。たくさん観察できたからもういいや、ということはなく、愛想が良い個体がいたらじっくり付き合いたい鳥。4月ごろまでは見られるはずなので、まだチャンスがあるかもしれない。