この季節を待っていた!

野鳥、虫などの生き物を。タカの渡りが好きです。岐阜県とか愛知県とか。

金華山のタカの渡り 2022.10.15

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昨日のタカは散々だった。今日は土曜日なので観察に訪れる人も多い。ノスリにはしっかり姿を見せて欲しいところだけど…。


金華山 2022年10月15日 7:00~16:30 快晴

7時台 渡り無し

8時台 ノスリ2 ツミ4

9時台 ハチクマ1 ノスリ22 ツミ6 ミサゴ1 

10時台 ノスリ7 ツミ4 オオタカ1 

11時台 ハチクマ1 ノスリ26 ツミ3

12時台 ハチクマ1 ノスリ9

13時台 ノスリ9

14時台 ノスリ4

15時台 ハチクマ1 ノスリ59

16時台 ノスリ4


合計 ハチクマ4 ノスリ142 ツミ17 オオタカ1 ミサゴ1 計165


今日も朝から青空で天気は安心。ヒヨドリの渡りの勢いが少し落ち着いた印象。代わりに?キジバトの渡りが始まったようで、数羽ずつ飛び出していく。アマツバメも近い距離を少しの間飛び回り、かっこいい姿を観察できた。

ノスリは9時半ごろからパラパラと渡る。ノスリらしい数羽ずつの渡りだが、少し南側の逆光になるコースを通るものが中心で、少し物足りない。それでもぽつぽつとは渡るし、ツミやオオタカ、チョウゲンボウが急に至近距離に現れたりと、それなりに楽しめる。良いコースで渡るノスリが少ない中、真上を通り越した後に旋回してくれたノスリがとても綺麗で感動。

12時前後は渡りが落ち着き、お昼ご飯をゆっくり食べる。13時を回ると1羽、2羽ずつがぽつぽつ渡るようになり気が抜けない、15時前に右翼初列風切の一部が脱落して、左翼の小翼羽付近が正面から見るとボコッと変形しているようなノスリが渡った。問題なく飛べていたけれど、どこかにぶつかったりしたのだろうか?

悪くはなかったのだけど、ノスリの渡りは盛り上がることはなく、いつもの終了時刻の15時を迎える。ただ、14時台も少しは飛んでいたし、まだ飛びそうな気がしたので延長。これが大正解で、すぐに数羽ずつが真上を渡って行く。15時30分ごろには10羽程度の群れが何度か真上を良い距離で次々に流れ、薄い雲も相まって今日一番の爽快な渡りを観察できた。そのノスリの群れの中に尾羽が完全に抜けてしまったハチクマ幼鳥を発見。こちらも問題なく飛べていたが、先が思いやられる。今日は事故にあったようなタカが多い。

16時を過ぎてもぽつぽつと渡り、16時半で観察終了。15時で終えていたら不完全燃焼で終わるところだった。夕方まで観察していた人は数人で、せっかく休みで来てくれた人が爽快な渡りを見ることが出来なかったのが残念だけれど、個人的には今季初のノスリ3桁だったし、良い渡りを見ることができた。終わり良ければ総て良し、とはこのこと。夕方にまとまった渡りが見られたということは明日も期待できそう!

他、約ヒヨドリ360、キジバト29、アマツバメ6、ヒガラ7、カワラヒワ10、アサギマダラ5。


↑ キジバト Streptopelia orientalis 見慣れたこの鳥も結構な数が渡って行く
↑ アマツバメ Apus pacificus
↑ ツミ Accipiter gularis と チョウゲンボウ Falco tinnunculus のバトル
↑ チョウゲンボウ Falco tinnunculus 雄成鳥 綺麗だったけどあまりにも逆光でどうしようもなかった
↑ オオタカ Accipiter gentilis 幼鳥
↑ ツミ Accipiter gularis 幼鳥
↑ ノスリ Buteo buteo とても綺麗に見えた
↑ ハチクマ Pernis ptilorhyncus 幼鳥 と ↑ ノスリ Buteo buteo  シルエットがおかしいタカがいるのに気づいた
↑ ハチクマ Pernis ptilorhyncus 幼鳥 尾羽が抜けていた。無事に渡れるのだろうか。

作成者: k.akita

色々な生き物が好き。空想上の人物ですので実在しません。

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