今日は天気的にも、上流の状況からもあまり期待できない日。どうやって過ごそうか。
金華山 2022年10月22日 7:30~14:30 曇時々晴
7時台 渡り無し
8時台 渡り無し
9時台 ハイタカ東1 ミサゴ
10時台 渡り無し
11時台 ノスリ2 ツミ2
12時台 ノスリ1 ハイタカ東6 ハイタカsp.東1
13時台 渡り無し
14時台 渡り無し
合計 ノスリ3 ツミ2 ハイタカ東6 ハイタカsp.東1 ミサゴ1 計6東7
曇の予報だが、朝は晴れ間も見える。今日はタカの渡りには全く期待していないが、金華山で観察することが義務と化しているので観察へ。どうやって暇をつぶそうか悩ましい。
するとすぐにアオバトがどんぐりがたわわに実った近くの枝に止まり、長時間じっとしていてくれる。日に当たる緑色が美しい。その時間にミサゴが近くを通り過ぎて行き、アオバトが少しだけ警戒していたのが面白かった。
今日も色々な小鳥が上空を渡っているようで、リュウキュウサンショウクイ、カシラダカ、アオジ、ヒバリ、アトリ、イカル、ビンズイ等の声が聞こえてくる。目を凝らすとちらほら姿も見える。「ツィー」というツグミ類の声に空を見上げると2羽の姿が。2羽で声が違っているようにも聞こえる。必死に写真を撮って確認すると、シロハラとマミチャジナイのようだった。マミチャジナイのほうが弱い声だったけれど、単独で鳴いている時に気づけるかどうか…。
また、声が聞こえれば正体がわかるのだが、静かに渡って行く小鳥も群れもいくつか。写真に撮るとカワラヒワが混ざっているのが分かったけれど、そのほかは不明だった(ニュウナイスズメのようにも見えるが、不鮮明でわからない)。
お昼にはイカルが4羽でやって来て、朝アオバトが止まっていた木と同じ木に。しばらくこの木で何かを食べていて、じっくり見ることができた。このイカルを見ていると、短時間の間にばたばたっとハイタカの東行きが現れるが、タカはそれでおしまい。
タカの渡りは案の定低調だったが、小鳥が思いの外面白く、今日も来た甲斐のある一日だった。タカの種と数が11月のようになってしまったが、ノスリはまだまだ続くはず。上流の状況から見て、明日も期待はできないので、来週はのんびり頭上を流れていくノスリたちをながめたいものだ。
ヒヨドリの渡りは合計40羽ほどのみ。