この季節を待っていた!

野鳥、虫などの生き物を。タカの渡りが好きです。岐阜県とか愛知県とか。

金華山のタカの渡り 2022.10.29

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今日こそはたくさん見られますよう。また、今日は風がある予報なので、近いタカが見られることに期待!


金華山 2022年10月29日 7:00~15:30 快晴

7時台 渡り無し

8時台 ノスリ8 ハイタカ1

9時台 ノスリ49 ツミ1 ハイタカ東1 ミサゴ1 

10時台 ノスリ36 ツミ2 ハイタカ2東1

11時台 ノスリ10 ツミ4 ハイタカ1東1 オオタカ1

12時台 ノスリ20 ツミ1 ハイタカ1

13時台 ノスリ44 ハイタカ1東2 ハイタカsp.2

14時台 ノスリ20 ツミ2 

15時台 ノスリ1 ハイタカ1 ハイタカsp.東1


合計 ノスリ188 ツミ10 オオタカ1 ハイタカ7東5 ハイタカsp.2東1 ミサゴ1 計209東6


今日もこの時期らしい冷え込みで、さらに風があり一段と寒い。昨日と同様、冬鳥の声が空から降ってくる。その中にリュウキュウサンショウクイの声も。どうも近くの木に止まっているようだったが、姿は見つけられなかった。観察準備を終えると西からハヤブサ2羽が羽ばたきながらやってくる。そのうが膨らんでいたので、ペアで朝ごはんを終えて戻ってきたようだ。

朝から北西の風があったので、早くからタカが出るかと思ったが、出だしが早いことは特になく、8時30分ごろからノスリが渡り始める。最初の一羽こそ低く頭上を通過していったものの、その後は風に流され南側の逆光になる位置が中心。今期はこのパターンが多く少々不満。また、風が強いわりに高いものが多く、今日も快晴の空に溶け込んでしまい見にくい時間が続く。10時前には真上を通過した6羽をカウントした後に、背後でタカ柱が出来ていて、これを数えると20羽。頭上を通過したものをかなり見逃しているようだ。この群れは順光でしばらく旋回してくれて、とても綺麗だった。今期はノスリの綺麗なタカ柱を見れていなかったので嬉しい。

その後は1~5羽程度がぽつぽつ出る、ノスリらしい渡り。ただし、北側、真上、南側広く渡り、探す範囲が広く大変。途中、リュウキュウサンショウクイの声に目を凝らして何とか姿を確認したり、初認のタヒバリの声を確認。アトリの群れもタカを探していると目に入るが、例年より群れの規模が小さい印象。

午前中で何とかノスリ3桁に到達し、まあ今日はこんなものか、昼からは数ではなくて近いタカに期待しよう、と構えていたら、13時前からも同じペースでノスリが渡って行く。しかも午前中よりも近いものが多く、青い空を背景に綺麗なノスリを堪能できた。ツミ、ハイタカも近いものを交えちらほら飛び嬉しい。どちらも綺麗な♂が低く飛んでくれたのが良かった。

午後からの数は午前中とほぼ同数となり、一日中同じペースの渡りを楽しめた。風が強いせいでのんびり観察といった雰囲気ではなかったものの、まとまったノスリの渡りを楽しめて満足。

今日のヒヨドリの渡りは3羽と6羽の計9羽。それと、風が強いおかげかメジロが渡って行く姿がよく目に入った(一応数えて55羽。声だけした時もあったのでもっと渡っている)。


↑ ノスリ Buteo buteo
↑ ノスリ Buteo buteo
↑ ノスリ Buteo buteo
↑ ノスリ Buteo buteo のタカ柱 風が強かったのでばらけ気味だったけど綺麗だった
↑ ツミ Accipiter gularis 幼鳥
↑ ツミ Accipiter gularis 雄成鳥
↑ ツミ Accipiter gularis 幼鳥
↑ オオタカ Accipiter gentilis 幼鳥 今年は近くに来てくれるオオタカが多い
↑ ノスリ Buteo buteo
↑ ノスリ Buteo buteo
↑ ハイタカ Accipiter nisus
↑ ハイタカ Accipiter nisus 雄成鳥

作成者: k.akita

色々な生き物が好き。空想上の人物ですので実在しません。

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